『現在地』と『目的地』

2014-12-11

心の旅の落とし穴

DSC05918心理カウンセリングは旅のようなものかもしれません。

まず『現在地』があって、そこから『目的地』へ向かう旅。

今、人付き合いが苦手な人が、人と楽しくつき合えるようになるとか、

とにかく『今』から出発して、『そうなったらいいなという未来』へ向かって歩くこと。

カウンセラーはその旅の道連れであり、コンパスの役割でもあります。

さて、悩んでいる人がよく陥っている落とし穴があります。

それは、

「なぜ『現在地』が『目的地』のように素晴らしくないんだ !? 」

と嘆くこと。

「なぜ『今の私』は、理想のように素晴らしくないんだ !? 」

と嘆くこと。

いいですか、『現在地』が『目的地』のようではないのは当然です。

それは異なる場所なのですから。

いくら嘆いたって、『現在地』も『今のあなた』も変わらないと思います。

それをやっている間、あなたは『現在地』から一歩も動いていないのです。

カーナビでは、『現在地』と『目的地』が揃って、初めてルートが出ます。

『現在地』のあなたが幸せでないのなら、ルートに従ってとにかく一歩踏み出した方がいい。

一歩でも二歩でも、『目的地』に近づくんです。

『覚悟』が『目的地』を引き寄せる

「たとえどんなに時間がかかっても、そこに着くまで歩くのをやめない」と、腹を決めることです。

『本気でその覚悟をしてもらうこと』までが、カウンセリングのメイン部分と言ってもいいかもしれません。

そうしてクライアントさんが本気で『覚悟』したならば、あとはその“想い”が『目的地』をぐいっと引き寄せるのです。

それまで少し歩いては、

「まだラクになれないけれども、本当にこの道でいいのか?」

「この方向が正しいという根拠はあるのか?」

そんなことばかり言っていた人が、とにかく脇目を降らずに歩き出します。

今日は一歩、明日は二歩…、やがて心にも筋肉がついてきます。

あれほど遠く到達不可能に思えた『目的地』が、すぐ近くまで来ていることに気付きます。

ただ問題は、『顕在意識』だけの本気ではいけないってこと。

そう『潜在意識』の存在を忘れちゃいけません。

『顕在意識』の決意だけでまだその気になっていない『潜在意識』を、

引き摺っていくのは無理があります。

『顕在意識』と『潜在意識』は二人三脚のようなものですから、

両者が気持ちをひとつにして同じ目的地を目指さなければ、歩くことすらままなりません。

あなたが過去に決意して、何かにトライしたけれども上手くいかなかったときの理由は、そこにあります。

『潜在意識』にもちゃんとした言い分があって、抵抗しているのですよ。

邪魔者扱いしたり余所者扱いしたりすると、余計に抵抗しますからね!!

・・・まぁ、ここでも何度も書いていることの繰り返しになりますので、関連記事に譲ることにします。

クライアントさんとの旅は、その人ごとにスタート地点も違うし道程もそれぞれなのですが、『目的地』は同じです。

“自分が大好きになること”

『そうなったらいいなという未来』にいるのは、自分が大好きなあなたなのです。

関連記事:もう1人の自分と対話する

     潜在意識はお役所に似ている!?

     


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