「愛」と「恐れ」

2014-08-12

彼があなたを傷つけるのは、それは『愛』ではない。

『愛』から暴力は出て来ない。

それを『愛』だと誤摩化すのは、もうやめた方がいい。

彼はあなたを好きかもしれないけれど、その前にまず自分自身を愛してはいない。

だから、こんな自分はいつ何時、あなたに愛想を尽かされて、捨てられても不思議じゃない、と恐れている。

その恐れがピークに達すると、「窮鼠猫を噛む」のごとく、彼はおそろしく獰猛になるのだ。

繰り返し言うけれど、暴力は『愛』ではない。

彼の暴力は、自分の妄想を恐れた結果、“怖くて噛み付いた” のであって、“愛情表現ではない”。

そこを混同しないように。

『愛』は『愛』

『恐れ』は『恐れ』

そして人は、『愛していても、恐れから相手を傷つけることがある』そういう生き物だ。

暴力を振るう彼は、あなたを恐れている。

あなたに見捨てられることを、恐れている。

見捨てられるくらいなら、先に見捨ててやろうと、先に傷つけてやろうと、

先に幻滅させてやろうと、あらゆる手段を使う。

『恐れ』から彼が暴れ、結果的に彼の要求が通る。

その繰り返しが、実は、彼自身の『恐れ』を強化していることに、彼は気付かなければならない。

もちろん、あなたも気付かなければならない。

あなたも『恐れ』から、そこに留まり続けていることに。

お互いが『恐れ』にがんじがらめになっていることに。

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