自己犠牲

2014-08-09

犠牲はギャンブル

私たちは、人に好かれたくて『自己犠牲』をします。

本当はイヤだな・・・って思いながらも、「いいよ」と笑顔で答えたりします。

自分のニーズよりも、相手のニーズを満たすことを優先します。

そうすれば、『良い人』として、好きになってもらえたり、

そばにいてくれたり、大切にしてくれるんじゃないか・・・と、思うからです。

それは、「これあげるから、それちょうだい」という、“見返り” を当てにしているってことです。

でも、実際には後ろのほうの「それちょうだい」の部分は、口に出しません(出せません)よね?

だから、相手には「これあげる」しか伝わっていません。

あなたがお返しに “それ” を欲しいと思っているとは、相手は知らないわけです。

ギブ アンド テイクの関係なら、相手も「それちょうだい」を理解しているからいいのです。

でも、犠牲は黙って差し出すだけ☆

だから、相手が気付いてくれて、更に、あなたの欲しい

“見返り” を返してくれるかどうか・・・の確証はありません。

なのに、差し出した側は、「相手は私の求めているものを分かってるはず」って思ってるんです。

『相手はきっとそれが分かるだろう』ということに賭けて、『自分の犠牲』を差し出しているんです。

ギャンブルから投資へ

これはギャンブルです。

もし “見返り” が返ってきたなら、それは、運が良かったってことです。

実際には何ももらえないことも、全然違うものが返ってくることも、あるのです。

つまり、『ハズレ』もあるわけです。

ところが、犠牲をした側は、ギャンブルをした自覚がないですから、それを『ハズレ』とは思いません。

正しい投資には、正しい利益が返ってくるものだと思っています。

だから、正しい “見返り” が返ってこなかった時は、相手を恨みます。

「お返ししてくれないのは、きっと私のことが嫌いだからだ」と・・・。

でも、そうじゃないんです。

賭け(ギャンブル)は負けるものです。

そして、賭けなんかしなくても、そのお金(エネルギー)を、

「自分を満足させるために使う」ことも出来ます。

相手に使うお金(エネルギー)があるなら、まず自分に向ける、ということです。

その方が、確実にあなたの心は満足します。

「いつも淋しい、いつも心が満たされない」

そんな気持ちを抱えている人は、知らず知らずに『心のギャンブル』をしているのかもしれませんよ。


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