浮気発覚後の夫婦関係

2014-08-22

『囚人』と『看守』

file000785449934夫の浮気が発覚した場合、どうしたって、妻の方が立場が強くなります。

世間様も、身内も、子供もみーんな味方。

「悪いのは浮気したダンナのほう!」みんなそう言ってくれるから。

そうすると、その後の夫婦関係が『囚人』と『看守』みたいになってしまったりします。

もちろん

囚人=悪い人=旦那さん

看守=正しい人=奥様

です。

ちょっとイメージしてみてください。

「牢屋に早く帰りた~い♪」って人はいますか?

いませんよね? まるで針のむしろですから。

だから旦那さんは仕事にかこつけて、なかなか家に帰って来なかったりします。

奥様は気を揉みます。

「もしや彼女とまた・・・」不安がムクムクと膨れ上がり、いても立ってもいられません。

だから、ようやく意を決して帰ってきた旦那さんに、すごい剣幕で詰め寄って責めてしまったりしちゃうんですね。

「罪悪感」の誤解

ここで誤解されているのが、「反省しているなら、早く帰るなり行動で誠意を見せるべきだ!」という考え方です。

実は私達は、罪悪感を感じているほど、その罪悪感を感じる相手が怖くなる、近寄れなくなるものなんです。

例えば、あなたが何らかの理由でものすごく迷惑をかけてしまった人物がいるとします。

そして、スーパーで買い物中、遠くにその人物の姿を発見!

その場合、あなたはどう行動しますか?

駆け寄っていって、「あの時は申し訳ありませんでした!」って土下座しますか?

出来ないでしょう?

相手に気付かれないように、陳列棚の陰にすっと隠れませんか?

これが人間の心理です。

「自分が悪いことをした」と、思っている度合いが強いほど、その相手に近寄れなくなるんです。

旦那さんの気持ちも察してあげてください。

不安と待ち疲れで、奥様はイライラしてるかもしれません。

「何してたの?遅いじゃない」なんて、嫌みのひとつも言いたくなるのは分かります。

でも、それは看守に「門限は何時だと思ってるんだ!」と怒られるくらい、堪えます。

「ああ、牢屋に帰ってきてしまった」と、身にしみるでしょう。

そうではなくて、「帰って来ないんじゃないかと心配したし、寂しかった・・・」

「でも、帰ってきてくれて良かった。うれしい」そう伝えられたら、旦那さんはどう感じるでしょうか? 「この人を二度と傷つけないようにしよう」って、思うんじゃないかなぁ?

奥様は、自分が看守になっていないか、『正しさ』の鎧で武装して、旦那さんを攻撃していないか、ちょっと振り返ってみてください。


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